はじめに
s-ikeokaです。
Infrastructure as Codeを実現し、構成管理するにはAWSにはCloudFormationといったツールがありますが、Oracle CloudにもOCI Designer Toolkit(OKIT)というオープンソースツールがあります。
今回は機能の一つコスト試算を触ってみます。
現在実装されているアーティファクト
現在のリリースでは、次のOCIアーティファクトが実装されています
DatabaseもDBCS、MySQL Database System 追加され、アップデートは随時行っているようです。
- Compute
- Containers
- Database
- Gateways
- Networking
- Storage
- Fagments(構成テンプレート)
環境およびインストール
環境
Oracle Linux 7.9
oci cli 2.19.0
Docker 19.03
oci-designer-toolkit 0.17.0
今回はOCIインスタンス上にdockerインストールしてます
インストール参照
https://github.com/oracle/oci-designer-toolkit/blob/master/documentation/Installation.md#copy-config--key-files
OKITへアクセス
http://IPアドレス/okit/designer
![](https://cloudii.jp/wp-content/uploads/2021/02/スクリーンショット-2021-02-16-15.06.00-1024x564.png)
![](https://cloudii.jp/wp-content/uploads/2021/02/スクリーンショット-2021-02-16-16.02.56-1024x564.png)
![Compute](https://cloudii.jp/wp-content/uploads/2021/02/スクリーンショット-2021-02-17-13.03.10-1024x602.png)
コスト試算してみる
右タブにあるCost Estimateをクリック
![Cost Estimate](https://cloudii.jp/wp-content/uploads/2021/02/スクリーンショット-2021-02-17-13.18.18-1024x542.png)
しばらくすると右側にResourcenameごとの試算が表示されます。
Instance一台ずつではなく、リソースごとの試算になるようです。
試算表はエクセルにダウンロードもできます。
まとめ
ドラック&ドロップで簡単に作図できるが、アイコンの配置は自動配置なため自由に配置できない事や、インスタンス同士を線つなぎできないなどの制約があり簡易構成図には使えそう。ツールのアップデートはされているので今後対応できることが増えるとは思います。
関連
A-Team Chronicles
https://www.ateam-oracle.com/introduction-to-okit-the-oci-designer-toolkit