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意外と知らない!OCIの監査(Audit)の保持期間を変更する方法

Oracle Cloud
2019.12.03

こんにちは、お久しぶりです。前回の執筆から現在に至るまで4記事ほどボツにしたid:k-furusawa--gです。気づけば12月ですね。

今回はOCIの運用において、意外と知られていない機能について触れていこうかと思います。たまにこういった記事を書くといいかもですね(ブログメンバーを見ながら)。

というわけで、知っておくと便利かもしれない監査の保持期間変更の方法をご紹介します。これが意外と知られていないらしく、OCIは監査が最大90日しか保持できない!と嘆いている方をよく見かけます。

そんなことありません。ちゃんと伸ばせますよ。

今回の記事の目次です。

確認はテナント詳細画面から

意外と知られていない原因の一つは、おそらく設定の確認と変更をする場所のせいだと思います。

どういうわけか監査の画面で保持期間が表示されないので、そもそもいつまでになっているのかを知らないという方もいるのではないでしょうか。

f:id:k-furusawa--g:20191203101021j:plain
なぜか保持期間が確認できない監査画面

現在の設定と編集をするには、テナント詳細画面を開かなくてはいけません。なぜでしょうね。

f:id:k-furusawa--g:20191203101139j:plain
テナント詳細画面へ
f:id:k-furusawa--g:20191203101308j:plain
テナント詳細に記載がある

ありました!

保持期間のデフォルトは90日

一応はドキュメントにも記載があるのですが、監査の保持期間のデフォルトおよび最短は90日間となっています。最大で365日間。つまり一年まで伸ばすことができます。

ドキュメント:

docs.oracle.com

では伸ばしてみましょう。

ちゃんと伸ばせます保持期間

設定を変更するには、テナント詳細画面の上部にある「監査保持ポリシーの編集」ボタンを押します。

f:id:k-furusawa--g:20191203101601j:plain
「監査保持ポリシーの編集」を押す

押すとダイアログが出てくるので、最短で90日、最大で365日の範囲で好きな数値を設定ます。今回は180日にしてみましょう。

f:id:k-furusawa--g:20191203101704j:plain
ダイアログが表示される
f:id:k-furusawa--g:20191203101810j:plain
180日に変更

数値を入れたら「送信」ボタンを押して決定します。

f:id:k-furusawa--g:20191203101921j:plain
保持期間が変更される

180日になりましたね!

ちなみにちゃんとAPIも用意されています。

APIドキュメント:

docs.cloud.oracle.com

全体的に場所が分かりにくいOCI

今回の監査設定もそうなのですが、OCIは機能はあるのにどこで操作すればいいのかわからないというケースがかなり多いです。

リソースの検索とかも知らない人が多いのではないでしょうか。ちゃんと検索ボックスがあります。

こういった分かりにくさを改善していけば、もう少し使いやすいコンソールになるのではないでしょうか。

おしまいに

いかがだったでしょうか?

先にも書きましたがOCIは全体的に設定する場所や画面設計が不親切すぎて、いろいろと損をしているように思います。今回の保持期間の変更など、私の場合は設定があることをAPIで知った口です。API触ってなかったら気づかなかったと思います。

初期と比べればだいぶん見やすくなったOCIですが、今後も改善を期待したいですね。


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