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「Oracle OpenWorld 2019」で発表されたサービスについて_その1

イベント
Oracle Cloud
2019.09.17

id:s-oomoriです。いつものことですが毎日忙しくお仕事させていただいてます(´・Д・)」
今週はオラクル社の一大イベント「Oracle OpenWorld 2019」がサンフランシスコで開催されてます!!
AWSでいえば「re:Invent」みたいな位置づけでしょうか。
今回は、「Oracle OpenWorld 2019」で発表されたOCI関連のサービスを確認できた範囲で紹介していきます。

開催に合わせてオラクル社のHPデザインも一新されたようです。 www.oracle.com

日本のサイトもデザイン変更 www.oracle.com

動画も公開されてます。

www.oracle.com

 

【1】Always Free services

現在提供されているOracle Cloud無料トライアルである「Oracle Cloud Free Tier」サービスに「Always Free」というリソース制限付きの期限なし無料サービスが追加されたようです。
Autonomous Databaseを無料枠で使うのは厳しいので、今回の無料サービス提供は嬉しいところです!!

以下、無料サービス内容(これを超えるとどうなるかはまだ分かってないです...)
* 1OCPUでストレージ容量20GBのAutonomous Database(Autonomous Data Warehouse or Autonomous Transaction Processing)が2つまで

  • 1/8OCPUでメモリが1GMのコンピュートインスタンス2つまで(1/8ってちょっとよくわからないですね??確認します)

  • コンピュート等で利用するブロックボリュームは2つまでで、合計100GB。バックアップは5つまで

  • オブジェクトストレージは10GBまで(APIリクエストは月50,000リクエストまで)

  • アーカイブ・ストレージは10GBまで

  • LBは1つまで(10Mbpsのグレード)

  • アウトバウンド通信は月10TBまで

  • モニタリングへの取り込みデータポイントは5億まで、データポイント自体は10億まで

  • 通知は月100万まで、メール通知は月1000通まで

使える人は、「Developers」、「Students」、「Oracle Academy」、「Enterprises」となっており、「Enterprises」と聞くとなんでもできそうな気がしますが、プロトタイプまでが無料と書いてあります。

www.oracle.com

【2】Oracle Autonomous Linux services

Oracle LinuxをAutonomous Databaseのように、自律的なパッチ適応やチューニングをしてくれるようです。
別途提供される「Oracle OS Management Service」というOS集中管理サービスと組み合わせることで実現できるとのことです。
実際どういったサービスが提供されるのかは出てみないと分から無さそう。。。

www.oracle.com

【3】Oracle Data Safe

OCIのDBセキュリティを統合的にかつ自動化して提供するサービスのようです。
「DBセキュリティとコンプライアンスの評価」、「ユーザーリスクの評価」、「 ユーザーアクティビティの監査とレポート」、「機密データの発見」、「データマスキング」の機能を提供するようです。

【4】Cloud Guard

クラウド環境全体の可視性と監視を提供するサービスのようです。
クラウド環境からデータを収集し、異常等を検知した場合に、検出したり対象サービスを停止したり等も提供するようなことが記載されてます。具体的な画面等は後日出てくるのかなと思います。

【5】Maximum Security Zones

構成したOracle Cloudに対して、セキュリティ制御とプラクティスを実施してくれるとのこと。
分かりにくいですが、Cloud Guard等と組み合わせて利用していくイメージでしょうか。

「【3】Oracle Data Safe」〜「【5】Maximum Security Zones 」の情報

www.oracle.com

 

【6】Oracle Cloud VMware Solution

VMwareとの提携ですね。

  • サポートの提供 VMware環境で稼働しているオラクル製ソフトウェアにサポートを提供するようになりました。
    ※私の翻訳&解釈が悪いのかも。。。もしかするとVM環境からの移行をサポートすることかもしれません

  • OCIでVMware VMware Cloud Foundationを用いてパブリッククラウド環境を構築し、OCIでVMwareを利用できるようになるようです。
    VMware Cloud on AWSと同じモノだと思ってます。

www.oracle.com

【7】Microsoft SQL Server on OCI

SQL Serverのサポートも提供されるようになるようです。
OCI MarketplaceでWindows Server(2016)+SQL Server(2014)のイメージが提供されました。

www.publickey1.jp

【8】Microsoft Azureとの相互接続の拡大

今は米国東部とashburnリージョンのみ利用可能でしたが、ロンドンリージョンも利用可能になりました。
予定としては、US West、Government、Asia、Europeリージョンとのこと。

【9】コンピュート・インスタンスのサイズ変更

そうなんです、実はコンピュート・インスタンスを構築してみるとわかると思うのですが、今は構成後のサイズ(シェープ)を変更することはできなかったのですが、インスタンスを停止して、任意のシェープに変更できるようです!!
実装される日はまだわかりません。。。

その他

publickey1.jpさんが速報をUPしてくれてますのでこちらが参考になります!!
www.publickey1.jp


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