事例概要
お客様の基幹システムでは、主に債権管理の業務において、金融機関とのデータ連携を行っています。基幹システムのリプレース業務において、このデータ連携処理の開発を弊社が担当しています。
開発作業では、ノーコード開発ツールであるDataSpider Servista(以後DataSpiderと表記します)を使用しています。
※DataSpider Servistaは株式会社セゾンテクノロジーの製品です。
DataSpiderの特徴
- ノーコード開発
あらかじめ処理が定義されたアイコンを配置してフロー図を作成することで、少ないコード量でプログラムを開発できます。 - 豊富なデータ連携アダプタ
多数のデータ連携アダプタが用意されており、データ連携プログラムの開発に特化しています。(各種DB, クラウドサービスやCSV, XML, Excel等のファイルなど) - マッピング機能によるデータ項目の紐付け
多数のデータ項目を、マッピング機能により自動で紐付けることができ、効率的に開発が行えます。
システム概要図
矢印で示した社内/社外とのデータ連携処理をDataSpiderで開発し、運用しています。
本事例における当社の実績
ノーコードの特性を生かし、開発の高速化や効率化を実現
- 各種アダプタを適切に組み合わせることで、様々な接続先へのデータ転送処理を短期間で実装しました。
- DataSpiderのドキュメント生成機能を活用し、開発したデータ連携プログラムに関する仕様ドキュメントを効率的に作成しました。
- DataSpiderのGUI上で作図した処理フローがそのままデータ連携プログラムとなることを利用し、プロジェクト新規参画メンバーへのレクチャーや、エンドユーザ側への処理内容の説明などを容易に行うことができました。
※当社では、DataSpiderの他にOracle APEXによるノーコード開発も行っています。